評価でGO!ネットブログ 〜いま、現場から〜
  • [2010-11-29] 評価機関からのメッセージ

    良い会話は、良い結果を生む。「折角の機会です」じっくり対話しませんか


    サービス評価の仕組みは9年目を迎えたが、私も調査員として9年間続け、調査機関の長として現在取り組んでいる。調査員には、常に自信を持って調査に臨むようお願いし、更に今日は地域密着型サービスに関する調査研究の成果が著しく、取組み方法も進化しておりそれら変化の視点を話題に活かすようお願いしている。

    調査では、管理者が今、何に焦点をあてて取り組んでいるか、事業所が今困っているのは何かなどを伺い、評価項目のどの部分に狙いを定めて対応しているかを確認している。以下サービスの具現化の考え方とか、運営姿勢のあり方、評価項目の具体的な実践例、運営上の悩み等を聞きながら何気なく、未実施のもの、実施困難としているもの、アイデア不足のもの、対応に苦労しているものなど、多面的な会話を進めることで、管理者が身を乗り出す姿を見て、「今日の外部評価は、楽しいぞ」と心が弾むのである。

    調査機関の対応方針は
      @丁寧に見る・観察すること
      A丁寧に聞く・聴くこと
      B丁寧に話す・会話をすることを掲げ、じっくり話し合うこと
    を基本としている。

    調査員には“私の考えは正しいと相手を非難したり、押し付けたり、決め付けの話し方”はしないようにとしており、“相手になるほどと気づいて貰える話題の提供”、あるいは“専門的な立場での話題の提供”などでコミュニケーションを積極的に行うようお願いしている。

    なお、サービス評価は、「応援団」「協働作業」の視点でといわれる中で、自己評価が「検討中です」「実施しています」とだけの記述があり、もう少し具体的な内容が記述されればコミュニケーションも一層楽しくなると考える。そして自己評価を、事業所にとって大きな負担と考えるか、事業所が一体となって取り組む年1回の良い機会と意識付けして全職員で対応することで事業所が一皮むけ進化すると考えるか、これが大きな分かれ目ではないだろうか。

    特定非営利活動法人いわての保健福祉支援研究会
    理事長 冨手正義